Quiver to Obsidian
今回もnote-takingアプリに関すること.
前回のポストがZettlrからQuiverにで戻ったというポストだったが,そこからさらにObsidianに移った.やはり決め手はQuiverではできない相互リンクを使ってみたいということだった.Quiverでもノート間のリンクは可能だが,一方向リンクとなっているし,wikiリンク風ではないので,ノートのURLを取得してそれを別のノートに貼り付けて,という作業が面倒なためにあまり使い勝手が良くない.
nickmiloという人が,IMF v3 というフレームワークを提案している.これは Zettelkasten という有名なnote-takingの方法を包含するようなものだが,上のリンクからmarkdown群を取ってきてObsidianを使ってそれを開くと,Obsidianを使ってIMFフレームワークを実行する方法がわかる. これをちょっと試してみることにする.
現段階での Obsidian(v0.7.6) のPros & consを書いておく.
Pros
- プライベートユースでは無料(いまのところは...)
- wiki風相互リンク可能
- wiki風リンクされているファイル名が変更されたら,リンク元のテキストも自動で変更されて便利
- リンクネットワークの可視化(ウニョウニョ動くグラフネットワーク)
- 見た目の選択肢がまぁまぁ豊富
- Markdownのプレビューは別画面でできるが,書いているテキストもある程度見た目が変わるので分かりやすい
- キーボードショートカットの変更が可能
- 添付ファイルのdrag&dropでファイルをコピーしてくれる(リンクではなく)
- 添付ファイルの保存先を変更可能
Cons
- プレビュー画面をプリントできない(PDFで出力できればよいのに...)
- 画像ファイルのコピー&ペーストには非対応(Quiverならできる)
- ライブプレビュー画面がチラつく(画像があるとき?数式があるとき?)
それでも今のところは楽しく使えている.