Random structure search

tags: research EPFLでの会議PASC16にて,Chris J Pickardの発表を聴いた. そこで Ab initio random structure search (AIRSS) を紹介していたので下記論文を読んでみた.

これまでにいくつかの構造探索アルゴリズムが提案されているが,ランダム探索といくつかのバイアス(原子間の結びつきや対称性)を加えるというシンプルなものが良いよという論文. 結局,以下に挙げられるようなどんなグローバル探索手法でも一長一短でこれが良いという決定打はない.ランダム検索でないと最安定構造を逃すことも多い.

しかし,当然ランダム探索では curse of dimensionality (次元の呪い) によって扱えないクラスの問題もあるようで,電池材料のような元素がたくさん絡んでくるものはまだ難しいようだ.

構造探索手法